行政書士として150日、noteを書き続けて見えた世界

相続や遺言に向き合う日々の中で、私は「制度の向こうにある人の想い」に触れ続けてきました。
書類を整えるだけではなく、その一枚一枚の背景にある“人の物語”を感じながら、行政書士としての使命を問い直す150日でした。

制度は冷たい。でも、人は温かい。

この言葉を、私は何度も自分に言い聞かせてきました。
相続、遺言、国庫帰属――。
条文をたどる日々の中で、人の心に寄り添う瞬間が、確かに存在します。

明治時代の戸籍を追いかけながら、古い筆文字に宿る「生きた証」を感じたこと。
境界をめぐる対話の中で、互いに「譲る勇気」を見つけたこと。
国庫帰属制度の現場で、依頼者と法務局が誠実に言葉を交わしたこと。

「法律に書かれていない想い」は、現場のあちこちに置き去りにされています。
けれど、それを拾い上げるのが、行政書士の仕事なのだと思います。

法の余白に宿るもの

亡くなった方の想いを、残された家族の未来へ“翻訳”する。
それが、相続専門行政書士としての私の役割です。

法には限界があります。
しかし、その「余白」こそが、私たちの仕事の本質であり、
制度と人の想いをつなぐ場所なのだと感じています。

書くということは、“祈ること”

noteを150日間、書き続けてきました。
誰にも読まれない日もありました。
それでも書き続けたのは、この文章の先で、誰かの心が少しでも救われるかもしれないと信じていたからです。

行政書士の仕事もまた、祈りに似ています。
制度の中で人を支え、制度の外にある想いを拾い上げる。
法を扱うだけでなく、“人の尊厳を記す仕事”でもあるのです。

法を超えて、人を想う

制度と心の距離は、思っていたよりもずっと近い。
だから私は、これからも現場で学び続け、
制度の中にある“人の想い”を見つめ続けていきます。

このブログを通して、行政書士の仕事の本質が、少しでも多くの方に伝われば幸いです。

玉野行政書士事務所は、
相続・遺言のご相談を通して、制度の中にある“人の想い”を大切にしています。

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