解決事例

Solution
01

「手続きは不要?」わずかな預金と思い込んでいたが…

周南市(50代の男性)遺産相続

【状況】

相続財産について、殆ど聞かされないままお父様を亡くされた50代の男性からのご依頼でした。 お話をお聞きすると、ご両親ともお互いに自身の職業に誇りをもって働いておられたそうです。そして、お父様の財産を家族の誰も把握していないというご相談でした。

【当事務所からの提案とサポート】

ご依頼者である男性から、亡きお父様のキャッシュカード等全てをお預かりして、戸籍収集後、相続人を確定した上で、その後の相続手続きのご説明の為、男性のご実家にご挨拶に伺いました。 その際、お母様より、亡きお父様の生前のお話をお聞きし、その人となりを教えて頂いた上で、財産調査に着手いたしました。 ご依頼者である男性より、残高が少ししか無いから銀行手続きはせずにそのままにしておくと言われましたが、念のため、金融機関に預貯金の有無を請求いたしました。 すると、担保貯金という名目で数百万円の残高があり、男性もお母様も大変驚かれておられました。私自身、士業が財産調査をする意義を見出せた出来事でした。 また、以前住んでおられた家を今は賃貸しているとの事で、不動産の相続手続きを先にさせて頂き、その後、金融財産(預貯金・株式等)の手続きをさせて頂きました。もちろん、それ以前に定期的に財産調査の報告書を各相続人に郵送して確認しておりました。

【当事務所に依頼した結果】

財産調査の専門家である士業に依頼したことで、ATMではわからなかった預貯金を見つけ出し、相続人様達にお届けできた事は、当事務所も大変嬉しい出来事でした。また、亡きお父様は貸家も株式も所有されていましたので、準確定申告をする為、提携先の会計事務所に依頼させて頂きました。この案件も、相続人皆様のご協力で相続手続きを成し得る事が出来ました。そして何より、お母様のお話をお聞きしたからこそ、お父様の全ての相続財産を見つけることが出来ました。

02

「相続放棄すべき?」迷う女性の決断

光市(40代の女性) 相続財産調査

【状況】

幼い頃に別れた実父の訃報を突然書面で知らされた女性からのご依頼でした。
当初、「相続放棄」を視野に入れた財産調査をご希望されていましたが、実父の財産を親族の誰も把握していない状況であったため、慎重に調査を進める必要がありました。

【当事務所からの提案とサポート】

ご依頼者の女性から、亡き実父への想いを伺いながら、遺品(スマホ、免許証、通帳等)をすべてお預かりし、1枚のカードに至るまで預り証を作成し、女性にお渡ししました。
その後、戸籍収集を開始し、金融機関の口座凍結、年金事務所への死亡届提出などの手続きを進めました。
また、遺品の中には他の親族が受け取るべき財産もあったため、依頼者の承諾を得たうえで、当事務所がその親族に書類をお届けしました。その際にも、亡き実父の人となりや生前の状況を伺いながら、財産調査を進めました。
さらに、他県の市役所、年金事務所との連携を図りながら、ご依頼者との面談を重ね、信用情報機関への債務開示請求も行いました。

【当事務所に依頼した結果】

相続財産をご依頼者に確実にお届けできたことは、当事務所としても大変嬉しい出来事でした。
また、亡き実父の他の親族のご自宅へご依頼者と共に訪問し、今後の祭祀に関するお願いを正式な書面にて取り交わしました。
その後、皆で亡き実父の墓前に赴き、相続財産の報告を行いました。
この案件は、ご依頼者が当事務所を信頼し、大きな決断を積み重ねてくださったことで、無事に相続手続きを完了することができました。

03

祖父名義の不動産、どうやって相続する?

周南市(40代の女性) 相続手続・自筆証書遺言

【状況】

祖父名義の不動産に、ご家族で住んでおられる女性からのご依頼でした。 お話をお聞きすると、母親代わりの叔母様より、その不動産を女性の名義にしたらと提案されており、そして、その女性のお父様の体調も良くないとのご相談でした。

【当事務所からの提案とサポート】

ご依頼者の女性との会話の中でよく話題になる叔母様のご自宅に、その女性と一緒に当事務所も、ご挨拶に伺いました。その叔母様からもご依頼を頂き、参考資料もお預りしました。ただ、祖父名義の不動産を、相続人ではないその女性の名義に変更することは出来ないので、その女性のお父様の名義にすることにして、女性のお父様には、法務局で保管できる自筆証書遺言を書いていただく事にしました。 相続人が確定した後、再度、遺産分割協議書に記載する内容を確認するため、女性と一緒に、叔母様のご自宅に伺い、他の相続人様達にも納得頂ける内容になる協議書等を、各相続人に郵送し、当事務所に返送される前に、女性とお父様と当事務所とで自筆証書遺言を法務局に保管申請に行きました。

【当事務所に依頼した結果】

ご依頼者である女性1人では、なかなか他の相続人の皆様に相続の協力をお願いすることは難しいとのことでしたが、母親代わりの叔母様と女性、そして当事務所とで三人四脚での相続手続きでした。 そして何よりご依頼者である女性が当事務所を信頼して下さり、女性のお父様も体調が悪くても、自筆で遺言書を書いて下さり、この案件も相続人皆様のご協力で成し得ることができました。

04

不動産に根抵当権が!放棄するべき?

防府市(30代の男性) 遺産相続

【状況】

戸籍収集を自分で出来ると思って途中で断念された30代の男性からのご依頼でした。 お話をお聞きすると、突然同居されている親族が亡くなられ、何とか葬儀等は、自分で行ったが、戸籍収集の途中で悩んでしまったというご相談でした。

【当事務所からの提案とサポート】

男性からご自分で取得されている戸籍等をお預かりし、既に登記情報も取得されていました。 そこには、根抵当権が設定されていたので、念のため、その男性に「相続放棄」が出来る旨をお伝えしました。男性より、債務があれば支払うとの事でした。意思を確認させて頂いたので、すぐに戸籍収集を開始し、相続人を確定した上で、提携先の司法書士事務所と相談し、債権者を確定させました。その後、相続登記及び根抵当権抹消手続きをして頂きました。その間、当事務所は、親族の方が登録されていた人材会社が請求する書類を男性の代わりに収集し、郵送させて頂きました。

【当事務所に依頼した結果】

若い相続人お一人では、収集できない資料や関係各所への手続等、平日働いている相続人と二人三脚での相続手続きでした。  そして、相続登記も済み、根抵当も無事抹消されたご自宅は、売却する話が進んでいるとの事でした。その際、男性に、「居住用財産」を譲渡した場合の特別控除の件を、国税庁のホームページから印刷した資料をもとにお伝えしておきました。  その後、男性から自宅を売却出来たので、申告する旨の連絡があったので、提携先の会計事務所をご紹介しました。  この案件も、ご依頼者である男性の力強い決断と他の相続人様のご協力、そして提携先の他の士業の事務所の皆様の協力で成し得る事が出来ました。

05

20年間止まっていた相続手続きをついに解決!

周南市(60代の男性) 相続手続・家裁申立

【状況】

周南市にお住まいの60代男性からのご依頼でした。ご相談時には、多くの資料を持参されており、20年前に今は亡きお母様と一緒に開始した相続手続きを、今回こそ自分の代で解決したいとの強いご意向がありました。
詳しくお話を伺うと、一部の相続人様の協力が得られず、遺産分割協議書がすべて揃わないため、不動産の登記が進められないという問題が判明しました。相続人の間で話し合いが進まず、手続きが長年停滞していたとの事でした。

【当事務所からの提案とサポート】

ご依頼者様からお預かりした当時の資料をもとに、まずは戸籍収集を行い、相続人を確定しました。そのうえで不動産の名寄帳を取得し、以下の不動産が存在していることを明らかにしました。
・祖父名義の不動産
・亡父名義の不動産
・ご依頼者様の不動産
亡父名義の不動産については、必要な手続きを速やかに行い、ご依頼者様名義へと変更しました。
しかし、祖父名義の不動産については、さらなる問題がありました。亡父のご兄弟の多くが他界しており、その相続権がそれぞれのお子様たちに移っていたため、相続人の数が非常に多くなっていました。このままでは遺産分割協議を進めることが難しい状況でした。そこで当事務所では、提携する司法書士事務所と連携し、家庭裁判所への申立も視野に入れながら、最適な方法を検討しました。その結果、「遺産分割協議書」を作成するのではなく、「相続分譲渡証明書」を作成し、各相続人様へ郵送する方針を取りました。この方法により、煩雑な協議を簡略化し、スムーズな手続きを目指しました。

【当事務所に依頼した結果】

ご依頼いただいてから家庭裁判所への申立に至るまで、約1年以上の時間を要しました。しかし、その期間中、ご依頼者様も法律用語や行政文書について熱心に学ばれ、司法書士事務所・当事務所と三人四脚で手続きを進めていきました。
そして、最終的に家庭裁判所の審判が下り、相続手続きが無事完了しました。
今回の解決は、ご依頼者様の「自分の代で相続問題を解決したい」という強い想いと、学ぶ姿勢、そして相続人の皆様のご協力があったからこそ実現したものです。
相続手続きは時間がかかることもありますが、適切な対応と関係者の協力があれば、解決へと進めることができます。長年の相続問題を抱えている方は、ぜひ一度、当事務所へご相談ください。

06

家族のいない兄弟相続…トラブルなく解決する方法とは?

防府市(60代の男性) 遺産相続

【状況】

防府市にお住まいの60代の男性ご夫婦からのご相談でした。突然、親族の方を亡くされ、相続手続きが必要になったものの、どこから手をつけていいのかわからないという状況でした。
亡くなられた方は生涯独身で、ご夫婦とは月に1度会うか会わないかの関係だったとのこと。さらに、普段付き合いのない相続人も複数いるため、相続手続きを円滑に進めるために、中立の立場の専門家に依頼したいというご希望がありました。また、今回は不動産の名義変更だけでなく、預貯金などの手続きもすべてお任せしたいとのご依頼でした。

【当事務所からの提案とサポート】

まず、ご依頼者であるご夫婦から故人の遺品(通帳・携帯・カードなど)をすべてお預かりし、預り証を作成しました。そのうえで、速やかに戸籍収集を開始し、相続人を確定させた時点で、故人名義の口座を凍結しました。
次に、故人が住んでいた地域の金融機関を中心に、口座の有無を徹底的に調査しました。その結果、複数の金融機関に預貯金があることが判明し、それぞれの手続きを進めました。
また、故人が所有していた不動産については、相続を希望する方がいなかったため、換価分割(売却して現金化し、相続人で分配する方法)を提案しました。この方法により、相続人全員が公平に遺産を分配できるようにしました。
さらに、各相続人様へ財産調査の進捗状況を定期的に郵送でお知らせすることで、透明性のある手続きを心がけました。

【当事務所に依頼した結果】

当事務所が中立の立場でサポートしたことで、相続人の皆様が互いに譲歩し、円滑に相続手続きを進めることができました。
また、故人が所有していた不動産についても、不動産業者と連携し、無事に売却を完了。その後、売却に伴う譲渡所得税の申告も提携先の会計事務所に依頼し、スムーズな対応を実現しました。
今回の事例は、相続業務に関わるすべての専門家が連携し、ご依頼者様の不安を解消しながら進めたことで、円満に解決することができました。兄弟相続や、関わりの薄い親族間での相続にお悩みの方は、ぜひ専門家にご相談ください。

07

休耕田を譲り受けたいが、手続きが複雑で不安…

周南市(70代の男性) 農地売買

【状況】

長年付き合いのある知人から管理が難しくなった農地(休耕田)を譲り受けたい(売買)との相談でした。
「せっかくの農地を活かしたい」と考えた相談者様でしたが、農地の売買には特別な許可が必要で、次のような条件を満たす必要があります。
✔ 買主が一定以上の農地を所有していること
✔ 所有するすべての農地を耕作していること
さらに、資料の収集や農業委員会との協議など、手続きは非常に煩雑です。
「自分で手続きを進めるのは難しそう…」と感じた相談者様は、スムーズに農地を取得するため、当事務所に相談されました。

【当事務所からの提案とサポート】

まずは、売主・買主双方の意思確認を行い、買主である相談者様が農地を取得できるよう、必要な準備を進めました。
✔ 農業委員会が耕作状況を確認するため、買主である相談者様の農地への調査立ち入りの同意を取得
✔ 場合によっては、お子様が農業を継ぐ意思があるかの確認も必要
✔ 売買する農地が買主である相談者様の自宅から適正な距離にあるかをチェック
特に、農地売買では「次世代が農業を継ぐ意思があるかどうか」が重要なポイントになります。
今回も、お子様に農業を継続する意思があるかを確認し、今後の農地継承についても考慮しながら申請書を作成しました。
また、売主・買主と農業委員会の間に立ち、手続きがスムーズに進むよう調整しました。

【当事務所に依頼した結果】

無事に農業委員会から農地売買の許可をいただきました。
そして、相談者様からは、「複雑な手続きを任せられて、安心した」と喜びの声をいただきました。
さらに、当事務所では許可取得後も、次のようなサポートを行いました。
✔ 許可取得までの流れをまとめたフォーマットを提供
✔ 申請書の写しを相談者様の買主にお渡しし、将来の農地継承に備える
申請書の写しを残しておくことで、「どのような経緯で農地を取得したのか」をお子様やお孫様にも伝えることができます。

08

相続登記が放置されていた場合、どう解決する?

周南市(60代の男性) 遺産相続(数次相続手続き)

【状況】

独身の男性の方からのご依頼でした。
ご依頼者は、高齢の兄弟から「自分の子供たちに迷惑をかけないように」と相続に関して事前に助言されていました。
お話を聞くと、数次にわたる相続が既に起こっており、他市にある不動産は依頼者が所有していると思っていたものの、実際にはまだ亡くなったお父様の名義のままであることが判明しました。これは、相続登記が長い間放置されていたことが原因です。

【当事務所からの提案とサポート】

まず、ご依頼者と協力して、亡くなったお父様(被相続人)の出生から死亡までの戸籍謄本を収集し、次に、お母様の出生から死亡までの戸籍謄本を集めて、相続人を確定させた上で、相続人全員の戸籍抄本を取り寄せました。
その後、相続関係説明図を作成し、お父様の相続が発生した時点で遺産分割協議を行うべきでしたが、お母様が亡くなった際の遺産分割協議も含め、遺産分割協議書にお母様の相続人の地位承継を記載し、必要な手続きを進めました。
依頼者は士業の事務所に対して敷居が高いと感じていたため、提携先の司法書士事務所に同行し、顔合わせを行いました。これにより、依頼者が安心して手続きを進められるようサポートしました。

【当事務所に依頼した結果】

ご兄弟が高齢で人数も多かったため、相続手続きは通常より時間がかかりました。しかし、その分、依頼者は相続された田畑や山林の今後の管理や対策について積極的に質問してこられました。
その質問に対して、公正証書遺言や相続放棄の方法、任意後見制度など、必要な情報を提供しました。依頼者は、現在の勤務先を定年後に辞め、故郷に戻る予定であり、相続問題についてもしっかりとした準備を整えることができました。

【一言メモ】

数次相続とは、遺産相続が始まった後、「遺産分割協議」や「相続登記」を行わないうちに相続人が亡くなり、次の相続が発生することを指します。
このようなケースでは相続手続きが非常に複雑になりますが、しっかりとしたサポートを受けることで、スムーズに手続きを進め、今後の対策も講じることができます。

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