― 中立・公平の立場から安心をお届けします ―
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「窓口に行けば、すぐできる」…本当にそうでしょうか?
カウンターでコーヒーを受け取るように、
多くの方は、銀行口座の解約について、
「窓口に行けば、その場ですぐ終わるもの」
とイメージされています。
しかし実際には⸻。
• 必要な書類が揃わない
• 誰が手続きをするかで家族が揉めてしまう
• 「思っていたより大変だった」と疲れ果ててしまう
こうした声を、私は数え切れないほど耳にしてきました。
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依頼者の声から見える現実
ある方は、お父様が亡くなられた後に銀行で解約手続きをしようとしました。
窓口で言われたのは、
• 「戸籍をすべて揃えてください」
• 「相続人全員の署名が必要です」
思っていた以上の手間に、役所と銀行を何度も往復し、
悲しみの中で心身ともに疲れ切ってしまわれました。
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家族の感情が揺れる瞬間
別のご相談では、
「平等に」と思って進めたはずの手続きが、
逆に家族関係をぎくしゃくさせてしまった例もありました。
• 誰が窓口に行くのか
• 書類に署名する順番はどうするのか
小さなことのようでいて、不思議なほど感情が動いてしまうのが相続です。
そのとき、私がお伝えしたのは、
「制度に沿って、中立・公平に整理しましょう」ということ。
結果的にご家族の間に落ち着きが戻り、
「これで安心しました」と笑顔で言っていただけました。
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窓口に同行する意味
私はお客様と一緒に銀行に同行することもあります。
必要書類を確認し、不備が出ないようにサポートするだけでなく、
心に寄り添うためです。
あるご高齢の奥様と手続きをしたときのこと。
窓口で何度も「亡くなったご主人のお名前」を確認され、
奥様の目に涙が浮かびました。
ただの事務手続きのはずが、心を揺さぶられる瞬間になることもある。
そんなとき、ご家族だけでは辛いのです。
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銀行と行政書士のちがい
• 銀行は「制度の守護者」
• 行政書士は「心の橋渡し」
それぞれの役割が補い合うからこそ、
相続手続きは正しく、そして安心できる形になります。
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書類の先にあるもの
銀行口座の解約は、ただの「書類集め」ではありません。
残されたご家族にとっては、
• 生活をどう立て直すか
• これからどう歩んでいくか
という現実と向き合う、最初の一歩です。
口座の解約はゴールではなく、次の生活を始めるための“一区切り”。
だからこそ、行政書士は書類だけでなく“安心”を届けることを大切にしています。
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まとめ
相続手続きの中でも、銀行口座の解約はご家族の感情が揺れる場面のひとつです。
制度に沿って中立・公平に進めることで、手続きだけでなく心の整理も進んでいきます。
あなたの相続も、安心して未来へ進めますように。
行政書士の実務は、法律の条文だけでなく「信義則」に生きています。
私は誠実に仕事をします。
そして、同じように誠実に向き合ってくださる方と、一緒に未来を築いていきたいのです。
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