契約書はトラブル防止だけでなく、お客様との信頼を守るために必要です

契約書って、本当に必要ですか?

相続手続きを進める際、「口約束で大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
親しい知人や長年のお付き合いのある方の場合、
• 「口約束で十分」
• 「お金のことは信用しているから大丈夫」

と思われる方も少なくありません。

しかし、実務では契約書がないことで費用や手続きの認識にズレが生じ、思わぬトラブルにつながるケースがあります。

特に相続の現場では、家族の想いと法律手続きが絡むため、契約書でお互いの責任や役割を明確にすることが安心につながります。

契約書は“信頼”を守るもの

契約書は「不信感の証」ではありません。
むしろ信頼の証です。
• 誰が何を担当するか
• どのタイミングで費用が発生するか

を明確にすることで、言った・言わないのトラブルを防ぎ、安心して手続きを進められます。
行政書士とお客様の両方にとって、公正でフェアな仕組みになります。

報酬の前払い・後払いも契約書で安心

私は報酬を後払い制にしています。
許可や手続きは100%保証できるものではないため、結果や進捗に納得いただいた上でお支払いいただく方が安心だからです。

契約書には、
• 報酬の支払い時期
• 実費の扱い

なども明記します。これにより、お客様も士業も守られる仕組みとなります。

契約書があると、仕事に集中できる

契約書のメリットは、トラブル防止だけではありません。
「信頼を守る仕組み」があるからこそ、余計な心配をせず、手続きに集中できます。
これにより、相続手続きの品質も高まり、依頼者の安心感も向上します。

相続専門行政書士としての工夫

私は相続手続きの報酬項目を細かく分けて契約書に明示しています。
• 戸籍収集
• 法定相続情報作成
• 財産目録作成
• 遺産分割協議書作成
• 銀行解約手続き etc

こうすることで、
• 「なぜ時間がかかるのか」
• 「なぜ報酬がこの金額になるのか」

を数字と内容で納得していただけます。

契約書は信頼を形にする道具

契約書は数字ではなく信頼を翻訳する道具です。
行政書士の役割は、ただ法律手続きを行うことではなく、お客様との信頼関係を守り抜くことにあります。

安心して手続きを任せていただける環境を整えることが、私たち相続専門行政書士の使命です。

安心してご依頼いただくために ― 契約書で信頼を守る

口約束だけではなく、契約書という形でお互いの信頼を守る。
それが、相続専門行政書士としての基本姿勢です。

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