― ヒアリングは“書類の前にある設計”です ―
山口県周南市で相続・遺言書作成をサポートしている
玉野行政書士事務所です。
相続のご相談は、いきなり財産の話から始まることはほとんどありません。
「今日は寒いですね」
「最近、体調があまり良くなくて」
「兄とは昔からこうでしてね…」
一見すると業務とは関係のない会話から始まります。
しかし、私はこの時間をとても大切にしています。
なぜなら――
人は、本当に大切なことほど、いきなり本題では話さないからです。
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専門用語よりも「伝わる言葉」を
相続や遺言の手続きには、専門用語が多く登場します。
・遺留分
・相続分
・遺言執行者
・法定相続情報一覧図
法律用語は正確です。
曖昧さを排除できます。
しかし、伝わらなければ意味がありません。
私は、できるだけ
ご相談者の語彙で、理解の速度に合わせて説明することを心がけています。
言葉を合わせることは、相手を下に見ることではありません。
相手を尊重する姿勢です。
信頼は、語彙の難しさではなく、
「安心して話せる空気」から生まれると感じています。
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相続は“財産の問題”ではなく“関係性の整理”
多くの方が、こう尋ねます。
「何をどう分ければいいですか?」
けれど私は、先にお聞きします。
・そのご親族を、どのように見ていますか?
・ご自身は、どう見られていると思いますか?
・本当は、どうありたいですか?
相続は、財産の問題に見えて、
実は関係性の整理です。
怒り。
遠慮。
罪悪感。
期待。
諦め。
それらは書類には直接書かれません。
しかし、それを整えないまま作られた遺言書は、
執行の場面で必ず歪みが表に出ます。
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ヒアリングとは「感情の構造を読むこと」
ヒアリングは、単なる情報収集ではありません。
・家族の力関係
・長年積み重なった感情
・言葉にできなかった本音
それらを静かに読み取り、
亡くなった後も壊れない形を想像することです。
私は書類を書く前に、
「誰が傷つきやすいか」
「誰が強がるか」
「誰が黙るか」
そうした“人格の設計図”を描きます。
それが、争いを防ぐ設計につながります。
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雑談の中にこそ、核心がある
だから私は、雑談を急ぎません。
沈黙も急ぎません。
ご相談者が、ぽつりと本音をこぼす瞬間を待ちます。
その一言が、
遺言設計の核心になることがあるからです。
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玉野行政書士事務所の遺言サポート
当事務所では、
✔ 戸籍収集
✔ 財産目録作成
✔ 遺言原案作成
✔ 公正証書遺言サポート
✔ 遺言執行
✔ 最終報告書作成
まで一気通貫で対応しております。
しかし、最も大切にしているのは、
その前段階の「ヒアリングという設計」です。
書類ではなく、想いをつなぐ相続。
それは、
静かな対話から始まります。
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山口県周南市で遺言書作成をご検討の方へ
「何から相談すればいいか分からない」
その段階からでも大丈夫です。
まずは、今のお気持ちをお聞かせください。
それが、壊れない相続設計の第一歩です。
