「叔母が亡くなったけれど、相続人が多すぎて手続きが不安…」
このようなご相談は珍しくありません。
今回は、相続人が10名以上、遠方在住というケースでの実際の手続き事例をご紹介します。
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相続人が多数の場合の手続きの流れ
叔母様は山口県にお住まいで、日ごろから「2、3日姿が見えなかったら警察に連絡を」と近所の方に伝えておられました。
そのおかげで、早期に発見され、大切な暮らしが静かに閉じられました。
しかし、相続人は配偶者も子どももおらず、兄弟姉妹とその子どもたちで10名以上にのぼりました。
遠方在住で土地勘のない相続人も多く、最初はどう手続きを進めるか迷われていました。
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遠方在住でもスムーズに進めるポイント
最初にお電話をくださった姪御さんはこうおっしゃいました。
「叔母を迎えたいんです。たとえ何があっても、親族として。」
姪御さんは身元の引受けからご葬儀、相続手続きまで、中心となって動かれました。
その熱意により、警察署、葬儀会社、不動産会社、金融機関の担当者も親身に対応。
また、相続人全員が遠方から必要書類を整え、期限内にご対応くださいました。
まるで一つのテーブルに想いが並んだかのような、手続きとなったのです。
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書類ではなく、想いをつなぐ相続
行政書士として私たちが行うのは「手続きを整えること」ですが、書類だけでは相続は完結しません。
このケースでは、相続人全員の「想い」が手続きを前に進めた象徴でした。
叔母様の人生は、長兄ご夫婦の「覚悟」、姪御さんの「信頼」、そして相続人全員の「絆」によって、静かに、でも確かに受け継がれていきました。
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まとめ
玉野行政書士事務所では、相続の現場で常に心に留めていることがあります。
「書類ではなく、想いをつなぐ相続」
一人ひとりの人生が丁寧にしまわれ、次の世代へ受け継がれるように。
そのお手伝いを、これからも静かに続けていきたいと考えています。
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※本記事は実際のご相談をもとに、一部内容を再構成し、個人情報に配慮して執筆しています。
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