周南市（80代の男性） 私道の処分（私道の所有権移転サポート）

【状況】

長年、不動産業を経営されてきた方からのご相談案件でした。
会社所有の公衆用道路の処分の方法を考えて欲しいとの事。
廃業を決めておられ、近隣住民の皆様のためにもなる解決策を探って欲しいとのことでした。

【当事務所からの提案とサポート】

経営者の方と一緒に考え、県や市への寄附採納を交渉致しました。
一部については、県が寄附採納を決めて下さいました。
が、他の場所はそれが認められなかったので、司法書士事務所と公衆用道路（私道）を近隣者の方へ贈与していく方法に致しました。
近隣者の方へ私道の持分を持つメリット等を説明し、相続のご質問等ある場合は、その都度受任し、各士業の事務所と問題解決に向かって連携いたしました。
その際、他県にお住いの空き家の所有者の方とお話する機会があり、不動産の管理に困っていることをお聞きして、提携先である各士業の事務所と売却への道筋をつけていっております。
この業務から宅地建物取引士の資格の必要性を感じ、2020年度に取得致しました。

【当事務所に依頼した結果】

私道の持分所有権移転は、無事、1人も欠けることなく完了いたしました。
空き家の件も、今現在も売却するため、ここ周南市で、他県にお住いの所有者の方と連絡を交わしております。