周南市(60代の男性) 遺産相続(数字相続手続き及び家裁調停)

【状況】

資料を沢山持参された男性からのご依頼でした。
20年前に今は亡きお母様と一緒に手続きを開始した相続手続きを自分の代で解決したいとのご依頼でした。
お話をお聞きすると、一部の相続人様のご協力が得られず協議書が全てそろっていないので、登記が動かせないとの事でした。

【当事務所からの提案とサポート】

男性の協力のもと、今支払っている固定資産課税証明書のコピーを頂き、それをもとにして新たに名寄帳等を取得し、そして登記情報サービスにて、一筆ごとに誰が所有者になっているか調べていきました。
すると、男性名義の不動産、父名義の不動産、そして祖父名義の不動産があることが分かりました。
不動産の調査と併せて、戸籍の収集も開始しました。
男性の父名義の不動産はすぐに男性名義に変えさせて頂き、祖父名義の不動産は、お父様のご兄弟、そしてそのお子様達に相続分譲渡証書を作成させていただき、他界されたご兄弟のお子様にはその書類と一緒に親御様が20年前にすでに相続を同意されている事の証明として、当時の協議書と印鑑証明書等のコピーを同封し、郵送しました。
名寄帳等から祖父名義の不動産の評価額は少額だったので、提携先の司法書士事務所と相談し、男性に自身で家裁への申立書を作成して頂き、それを司法書士事務所が確認し、当事務所が必要書類を収集して、家庭裁判所にご本人が申立書を郵送されました。

【当事務所に依頼をした結果】

亡きお父様のご兄弟も他界された方が多く、そのお子様達の人数も多かったので、その家裁への申立てまでにご依頼から約1年以上の月日がかかりました。
ただ、時間がかかった分、男性ご自身も法律用語や行政文書を読み込んで下さり、司法書士事務所と当事務所と三人四脚での相続手続きでした。
その後、審判が下され、無事相続手続きが完了いたしました。
ご依頼者である男性の自分の代で解決したいという想いと勉強熱心さ、そして相続人皆様のご協力で成し得た案件です。

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