周南市（60代の男性） 遺産相続（遺産整理業務）

【状況】

突然、ご親戚の方を亡くされたご夫婦からご相談でした。
生涯独身の親族の方で、月に1度会うか会わないかのご関係だったとの事。
普段お付き合いの無い他の相続人もおられるという事で、中立の立場の方に、相続手続きをお願いしたいとの事でした。
今回は不動産の名義変更と預貯金等の手続きを全て当事務所及び提携先事務所で行う遺産整理業務として受任致しました。

【当事務所からの提案とサポート】

ご依頼のご夫婦から、亡くなられた方の通帳等全てをお預りして、戸籍収集後、他の相続人様にお電話でご挨拶致しました。
その際、相続財産のもれを防ぐために、気になることは必ず連絡を欲しい旨をお伝えしました。
その後、電話料金、電気料金、新聞、水道料金、駐車場代等の支払い、また、通帳が見つからなかった為、自宅の近隣の金融機関に財産（通帳）の有無を確認し、保険関係の有無も確認致しました。
その後、定期的に財産調査の報告書を各相続人に郵送し、最終的に財産目録を作成し、無事、遺産分割協議も終わりました。
そして、その遺産から各相続人の指定口座に、作成した遺産分割協議書通りの金額を私が振り込ませて頂き、相続人の皆様に会計報告もさせて頂きました。
代表相続人様及び奥様のご協力で成し得た案件です。

【当事務所に依頼した結果】

中立の立場である当事務所に依頼したことで、相続人の皆様がお互いに譲歩され、手順とおりの相続手続きを行うことが出来ました。
また、故人の所有されている不動産を売却するため、不動産業者とも連携し、売却後の譲渡所得税の申告を提携先の会計事務所に依頼させて頂きました。
この案件も、相続業務に関連する全ての方の協力で成し得ることが出来ました。